心斎橋で背中・姿勢改善のトレーニング

ベントオーバーローイングは背面をメインに、上半身を鍛える種目です。広背筋(背中から腰にかけて左右に位置する部位)、僧帽筋(背中の表面にあり首から肩や背面上部にかけてつながっている部位)、脊柱起立(頭蓋骨から骨盤にかけて背骨の両側にある部位)、上腕二頭筋(いわゆる力こぶとなる部位)を主に鍛えることができます。ベントオーバーローイングで鍛えられる筋肉は、重力に対して姿勢を保つため、頭痛や肩こり、猫背を改善する効果もあります。

ケーブルプルオーバーは広背筋と大胸筋(前胸部の最も広く大きい部位)を同時に鍛えることができる数少ないトレーニングのひとつです。さらには大円筋(脇の下に位置し肩甲骨から上腕骨へとつながる部位)、上腕三頭筋(腕の後ろ側、二の腕の部分の部位)にも刺激を与えることができるため、効率良く上半身を鍛えることができます。ケーブルプルオーバーは低重量でも肩甲骨を寄せて引き切ることで刺激が入るので、初心者の方もわかりやすい種目です。

日常生活であまり動かさない背中は、特に筋肉量が低下しやすく、その結果として基礎代謝が下がり、摂取したエネルギーが消費されずに脂肪となってしまいます。

背中は体全体のボディラインを美しく見せるために重要な場所です。筋肉の柔軟性が低くなると老廃物の排出がスムーズにできなくなるため、脂肪が溜まりやすくなります。さらに硬いと代謝が落ち、むくみやすい体になるほか、首のコリや腰の痛みの原因にもなります。

猫背を改善できるメリットがあります。背筋が伸びて身体への負担が少ない姿勢を維持するには、脊柱起立筋をはじめ背面の筋肉が重要な役割を担っているので、鍛えると反り腰も改善され、しっかり真っすぐな姿勢を維持しやすくなります。

背中周りの機能が弱まり正しく機能しなくなると、肩や腰に大きな負荷がかかり、肩凝りや腰痛を引き起こしてしまいます。僧帽筋や広背筋、脊柱起立筋などを強化できるので、肩こりや腰痛を未然に防ぎやすくなります。